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変革のカギは「アウトプット」にあり

 

T&Iアソシエイツ代表の田中 薫です。

 

突然ですが、皆さんは最近「アウトプット」していますか?

 

私は仕事上、多くの伝統的な日本企業や上場企業の方々とお話する機会があります。

経営企画やマーケティング部門などでよく見受けられるのは、「インプット過多」で進展が見られない状況です。新事業やビジネスモデルの研究に多大な時間を費やし、進捗が遅れてしまっているのは大変勿体ないことです。

 

私がベンチャーキャピタルでスタートアップ企業と長く関わってきた経験から言うと、ITを含む外部環境の急速な変化に対応するには、意思決定や行動に移るまでの時間を短縮することが重要です。DXという言葉が流行って久しいですが、産業構造がダイナミックに変化する今、インプットよりもアウトプットの速度を重視するべきだと私は考えます。

 

具体例として、大手製造業A社のプロジェクトチームを支援した際、膨大な情報による混乱と決断不能の状況を目の当たりにしました。一方で、IT子会社B社では、過去の急成長により、必要なインプットが不足していると感じる経営層もいます。

 

両社に共通しているのは、「インプット重視」の価値観です。しかし、「過ぎたるは及ばざるが如し」で、インプットは適量が肝心です。

 

現代では、多くのリサーチやタスクを生成AIが担ってくれます。それでも、A社にAIがあったとしても、成果を出すための適切なプロンプトを設定するのは難しかったでしょう。B社も同様に、AIで問題が解決できていれば私に連絡する必要はなかったはずです。

 

現代においてコンサルタントを活用する意義は、「インプット」の提供より「アウトプット」の促進にあると考えます。A社では短期間で混乱から脱却する支援を提供し、多くの人を驚かせました。このプロジェクトで不足していた2つの要素について、ぜひ考えてみてください。

 

 

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最少のインプット&最速のアウトプットをナビゲート、DX、変革の加速化をご支援しています

 

「アウトプット」促進の改善策としてまずお奨めするのは「短い期限の設定」です。

期限を設けることで期限から逆算して成果に繫がる行動を考えることができます。

 

私がご支援に入る際、プロジェクト化をご提案するのもそれが理由です。

 

T&Iアソシエイツでは「最少のインプット&最速のアウトプット」をご支援しています。

経営企画・事業企画部門、中堅中小企業の経営層、DX推進プロジェクトチームのマネージャーの皆様、情報のカオスから脱却しませんか?

 

T&IアソシエイツのDIYコンサルティングを活用することで、個人や組織の潜在力を引き出しつつ、ChatGPTや他の生成AIをより効果的に活用することができます。お気軽にご連絡ください。