T&Iアソシエイツの田中です。
ChatGPTが登場して3年。
生成AIの活用が進むにつれ、最近は「このままだと自分の仕事が無くなりそう」「リストラされないか心配」といった「キャリア」に関するお悩みを聴くようにもなりました。
生成AIを使い始めた頃、生成AIの回答(アウトプット)に満足できず、ご自分でアウトプットの修正をしていた方は多いでしょう。
その後、より効率化しようと自分でプロンプト(指示文)を工夫したり、生成AIも進化して精度が上がったりして、自分の出番がなくなってきた、という人も出てきていると思います。
現在の生成AIの利用状況に関するクイズから、今後のキャリアを考えるヒントとしてみるのはいかがでしょうか?
Q:あなたの生成AIの利用は現在、次のどれに当てはまりますか?
A:AIを使いこなしながら、アウトプットの品質向上に努めている(改善モード)
B:AIに業務を委譲し始めている(効率化モード)
C:これまで全く着手・想像もしていなかったことを、生成AIとやりとりしながら取り組んでいる(共創モード)
Aの方は、既存業務のアウトプットに対して、生成AIのアウトプットがまだまだ不十分なため、生成AIに更なる”ツッコミ”を入れている状態、「業務の高質化」に取り組んでいる段階です。ここでのポイントは、「対象範囲の拡大」と「人間ならではのより高度な高質化」になるでしょう。
業界や職種、アウトプットの内容の重要性によるものの、あなたが関与する範囲は今後どんどん狭まっていく可能性は高いと思うので、その点も意識してみてください。
Bは、自分の代理として生成AIにどんどん依頼し、更なる「効率化」に取り組んでいる状態です。ここでのポイントは、「次の段階がイメージできているか?」になるでしょう。「次」を意識できていないと、冒頭のお悩みのようにキャリアに対する心配が生まれます。
Cは、「AIとの共働」はもはや当たり前で、「AIと共創」している状態です。
既存業務、既存事業における新たな可能性を探求してらっしゃることでしょう。
さらに活用が進んでいる人ならば、これまでとは全く異なる新たな事業領域、新たなビジネスモデルの創出に取り組んでおられることと推察いたします。
ちなみに、Aですらない、AIに”ツッコミ”を入れるポイントが見つからないという状態は、役割の希少性が低下しているサインとも言えます。Cが見つからないという方も似た状況と言えます。規模の大きい会社であればあるほど、AIが高度化するなかで自分の役割が曖昧になり、“社内失業”に近づくケースは今後増えると思います。
ご懸念の通り、AIの進化は個人のキャリアに大きく影響します。
これを機に、仕事、働き方、生き方を見直してみるのも有益と思います。
AIとの対話を通じて、改めて自分が提供している価値、職場での存在意義について点検・検討してみてはいかがでしょうか?
自分の状態を客観視するのは難しい、現状認識やプロンプトが曖昧でAIとの対話が苦手、という方もいらっしゃると思います。
T&Iアソシエイツでは、進化するAIを前提とする個人のキャリア開発、企業の事業開発・組織開発、それに必要な人事戦略、人材育成計画など、AIと共働・共創する時代に向けて個人や組織をご支援しております。
代表の田中は、ベンチャーキャピタル出身で産業の変遷、企業の栄枯盛衰を見てきております。
また、産業カウンセラーでもあり、皆様のお気持ちに寄り添いながら丁寧に対応することが可能です。
以下のような個人のご相談もお気軽にお問い合わせください。
・AI時代の職種・役割の再定義
・キャリアパスの再設計
・個人の強み・提供価値の再定義
・新規領域・新規事業探索の壁打ち
